小児がんの治療後に起こる晩期合併症や合併症に対する治療は社会生活へ影響し、そこから生じる様々な課題は近年、広く知られるようになってきました。しかしながら、これらの情報は海外での研究をもとにしたものがほとんどであり、日本で治療を受けた小児がんサバイバーの治療後の情報については、全国的な調査はできておらず、十分な実態把握はできていません。
そこで、2022年度にJCCGでは、日本医療研究開発機構「革新的がん医療実用化研究事業」の支援を受け、全国の小児がん診療施設と協働してわが国初の小児がんサバイバーの研究を開始いたしました。
新着情報
2022年12月15日 小児がんサバイバー大規模観察研究のページを公開いたしました
- 本研究概要
- 研究組織
- 研究1「わが国の小児がんサバイバーの健康・生活状況の実態解明に関する前向きコホート研究」
- 研究2「わが国の小児がんサバイバーの健康・社会生活状況の実態解明に関する大規模調査研究」
- 研究3「小児がんサバイバーにおけるQuality of Lifeならびにサルコペニア・神経心理学的合併症・心臓健康管理に関するWEBアンケート調査」
※医師よりアンケート協力について説明を受けた方はこちらを参照ください。 - 研究参加施設
- 患者・市民参画(PPI:Patient and Public Involvement)
- Q&A
- 関連情報 小児がんサバイバー研究に関する情報を掲載しています。