小児がんは子どもがかかるがんの総称です。
日本の小児がんの発生数は年間約2,500人、もっとも多い子どもの病死原因です。小児がんは大人のがんとは異なり、生活習慣に起因するものではありません。
原因がわかっているものはほとんどなく、固形腫瘍(脳腫瘍・神経芽腫・腎腫瘍等)や、血液のがん(白血病・リンパ腫等)といわれるものがほとんど。
症状が出にくく早期発見が難しい、がんの進行が早く全身に広がりやすい、といった特徴があります。
JCCGには、各疾患を研究する委員会があります。
固形腫瘍委員会⇒脳腫瘍・神経芽腫・腎腫瘍などのかたまりのがん
血液腫瘍委員会⇒白血病・リンパ腫などの血液のがん
固形腫瘍分科会委員一覧はこちらから
血液腫瘍分科会委員一覧はこちらから
JCCGには、子どものがんの診断や、痛みやストレスの軽減など、
さまざまな分野の専門家による研究委員会もあります。
専門委員会委員一覧
疾患の解説や関連するJCCGの活動についてご紹介しております。
小児がんの治療は全国で受けられます。
全国にある医療施設に関しては、「病院会員施設一覧」に、まとめておりますので、ぜひお役立てください。
定款施行細則第10条(会員の条件および義務)抜粋
1.病院会員の条件より
・病院会員Aは、臨床研究登録及び試験治療が可能である。
・病院会員Bは臨床研究登録は出来ないが、病院会員Aと連携して、集学的治療の中の外科手術、放射線治療、維持療法などを施行することができる。
・病院会員Cは臨床研究登録、及び試験治療は出来ない。
募集期間:毎年11月~翌年2月末日(応募書類必着)
最終決定通知:毎年5月下旬
応募要件、募集人数、給付内容等詳細につきましては、資料をご覧ください。
小児がんの種類はとても多くまれなものばかり。日本では小児がん治療を研究する専門家が少なく、治療開発や支援にあてられる予算も欧米に比べて少ないのが現状です。
最善の治療体制を構築し、最先端で最良の治療法を開発するため、皆様のご支援を必要としています。小児がんの子どもたちのために、ぜひご協力をお願いいたします。